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FusionCharts Free v2.2で日本語を表示する

FusionChartsFreeのY軸の名前は埋め込みフォントを270度回転させて表示している。 デフォルトの埋め込みフォントはVerdanaで、日本語は表示できない。 同様に、X軸の項目名も日本語では回転させて表示することはできない。
(2011年8月4日現在)

日本語表示するためにはムービーに日本語フォントを埋め込み、表示にそのフォントを使うように指定する必要がある。 ここではFCF_Column3Dを例に説明する。

手順

(1)ムービーに日本語フォントを埋め込む
SourceCodeからFCF_Column3D.flaを開く。 ムービークリップMovEmbedText内のテキストフィールドのフォントを適当な日本語に変更。ここでは"MS ゴシック"とする。回転表示する日本語文字を追加で埋め込む。

(2)アクションスクリプトの変更
FCF_Column3D.flaのワークスペース"Chart"を開く。 レイヤーChart Classの1フレーム目のアクションスクリプト871行目あたりを以下のように変更

//Y Axis Name
if (this.Params.yAxisName != "") {
	createText(this.getLevel(), …略…, "Verdana", …略…);
}
		↓変更

	createText(this.getLevel(), …略…, _embedFontFace, …略…);

SourceCode/CodeBase/FCInit.asの59行あたりを以下のように変更

_global._embedFontFace = getFirstValue(_root._embedFontFace, "Verdana");

		↓変更

_global._embedFontFace = getFirstValue(_root._embedFontFace, "MS ゴシック");

(3) ムービーを書き出す。
以上でY軸名、X軸項目名の日本語回転表示が可能になる。 "MS ゴシック"で全ての日本語を埋め込むとムービーの容量は約1MBになる。


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